【素朴な疑問・相談室】
(3)

人はなぜウィルスを創るのだろう

本掲示は、企業内掲示板 VOX に掲載されたものの転載(一部修正あり)です。

お断り:本欄は、悩める相談者(筆者)が提起する“素朴な疑問”に対して企業内掲示板の読者の方々が解答してくれるという新しい形の相談室の記録です。
 私が抱いた疑問に対し、読者から寄せられた掲示による解答あるいは私宛ての私信による解答などで記録は構成されています。それらを公開するに当たっては、もちろん(企業内掲示の範囲で)公開を可とする承諾を解答者各人から得ました。しかしそれを、この一般向けホームページ上で公開するにはやはり問題があります。そこで解答者の意見は「要旨」とするにとどめました。解答者の生の声をそのまま紹介できないことは残念なことですが、ご了解ください。

 登場人物:


【悩める相談者】

 木下 恂

【相談にのってくれた解答者諸氏】

 Kaさん、   Kuさん、   Oさん

 Aさん、    Iさん


【相談者の悩み】

 「人はなぜウィルスを創るのだろう」


【相談にのってくれた解答者の解答】

 Kaさんの [解答]

 Kuさんの [解答]

 Oさんの [解答]

 Aさんの [解答]

 Iさんの [解答]


【悩める相談者による追記】 [追記]


【悩める相談者】あぁ、今夜は眠れない。


【注】解答文は、読みやすいように一部手直ししてあります。ご容赦ください。




















 
【素朴な疑問(3)】
 人はなぜウィルスを創るのだろう

 人はなぜウィルスを創るのだろう。以前から疑問に思ってきたことである。プログラマの中に、その有り余る才能を悪用してコンピュータウィルスなるものを創って世間にばらまく怪しからん輩がいる。信じたくないことではあるが現実なのだ。何故そんな馬鹿げたことに精力を注ぐのか、プログラマの一人としてどうにも理解に苦しむところである。

 「神は人間を創り給もうた」という。しかし私の考えでは「人間が神を創った」というのが最も正確な表現であろうと思う。いや、今でも日々新しい神々が創られている。そうした神々を信仰する人々の考え方の違い、あるいは同じ宗教でも宗派の違いによって、どれ程多くの争い事が起こり人命が奪われてきたことか。この世に神が存在しなければ(つまり宗教がなければ)世の中の争い事のほとんどは起こらなかったのではないかとすら思いたくなる(随分と乱暴な主張で反論されそうだが、本論とは関係ないのでこれ以上の深入りはしない)。

 では、人間は誰が創ったのか。各種の進化説の教えるところでは、それはどうもウィルスであるらしい。ダーウィンの自然淘汰説とメンデルの遺伝学が結合した結果、近代的な総合進化説が誕生したのだが、そのダーウィン進化論を不動のものにしたのは突然変異の発見であった。

 しかし、自然界における突然変異には(人工的なものも含めて)生物にとって有利に作用するようなものは(今までのところ)一件も見つかっていない。生物の種の壁を越えて、新しい種が誕生するような突然変異は皆無である。自然陶汰にいたっては、ただの一例も観測されてはいない。生物の獲得形質が遺伝するという説はタブーにすらなっている。このように、ダーウィン進化論は進化の過程を説明するに十分な理論にはなっていないのである。それに対して各種の進化説が発表されているが、その中にウィルス進化説というのがある。ウィルスがある生物の遺伝子の中に入り込んで新たな遺伝子となって分裂し、劇的に変化していく現象である。これは色々と事例が発見されており有力な説の一つとなりつつある。

 このように、ウィルスが人間に進化したとは言わないまでも、ウィルスが生物の進化の過程で重要な役割を果たしてきたというのは、どうやら本当らしいのである。そのウィルスが創った(?)人間が、どうしてまたウィルスを創る必要があるのか? コンピュータウィルスなどという新種のウィルスを創り出し、あまつさえそれを進化・増殖・流布させる必要がいったいどこにあるのか? 私には到底理解できないのである。

 こういった怪しからん輩は、単なるパソコンマニアか、あるいはプログラマという(崇高なる?)職業に携わっている人の中にいるに違いない。彼(彼女かもしれぬ)は、その労力を振り向ける対象を誤っている。ソフトウェアと呼ぶにふさわしい意味あるプログラムの開発にその才能を振り向けないで、こういったいかがわしいもの(プログラムとは呼びたくない)を作ることにのみ、その貴重な労力を費やしてしまっている。何という無駄な人生のおくり方であろうか。

 プログラマなら誰でも自分の才能を認められたいと思う。そのために自分の能力を誇示したいのであろう。しかしそれを、こういう方法でしか表現できないとすれば、それは真に哀れむべき存在であるとしかいえない。もっと別の自己表現の仕方があろうと思うのであるが。

 こういった行為は、コンピュータが自由に使えなかったメインフレームの時代には到底考えられなかったことである。プログラマなら誰でもコンピュータでちょっとした悪戯をしてみたくなるものだ。しかし悪戯をするにしても、精々メモリをすべてゼロクリアする(プログラム自体も含めて)というトリッキーなプログラムを作るくらいのものだった。それが、最近のようにコンピュータが自由に使えるようになってからというもの、プログラマの倫理感覚をつかさどる遺伝子に突然変異が起こったとしか考えられない事態になってしまっている。

 自然陶汰は常に生存競争に有利な方向にはたらくという説があるが、少なくともコンピュータウィルスに限っては、人間にとって有利な方向にははたらいていないようである。放置しておいてもウィルスが自然淘汰される可能性はない。ウィルスを創る輩が、コンピュータの世界から自然に淘汰される可能性もない。やはり、突然変異と自然陶汰による進化説だけでは説明しきれないものがあるのであろう。

 人はなぜウィルスを創るのだろう。あぁ、今夜も眠れそうにない。

(終り)

◆私信によるご教示も歓迎します(匿名可)。その場合、掲示板への転載の可否と実名/匿名の別を記入願います(省略時解釈:実名・公表可)。


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=【解答者(Kaさん)】===========================私信===

表題 見栄もしくは人間の性?

(略)

 私なりの愚見は
1.自己アピール
 電子メールの掲示板に意味もないのに署名をいれてしまう(それもこった)のと同じ現象。

2.性悪説
 人間は元々悪しき生き物で、悪いと知りつつやってしまう。商鞅や韓非子は正しかった。
 この二つが合わさったものじゃないのかなと思います。

3.法規制が緩い
 強いてつけ加えれば法が緩いので、捕まっても大した罰は受けないのでやるというのもあるんじゃないでしょうか。ハッカーやウィルスを作ったものは死刑というような法が出来れば激減すると思いますが。

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【悩める相談者】電子メールにサインする人と同列じゃ可哀相ではないですか(念のため記しておきますが、可哀相なのはウィルスをつくった人の方ではありません、はい)。カリフォルニア州の Three strike out 法のように、一度こういう悪さをした者は、以後どんなに簡単なバグでもそれを犯したら死刑ということになるのでしょうか。

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=【解答者(Kuさん)】============================私信===

表題 RE:人はなぜウィルスを創るのか

(略)

 さて、今回の疑問ですが、私なりに考えた答えは、次のようなものです。

1)コンピュータウィルスの作成者(以下なんと呼びましょうか?「ウィルスメーカー」略して「VM」にしましょう。「たわけ者」のほうがベターか?)は、多分自分の能力に非常に自信を持っています。

2)しかし残念ながら、VMは、その能力を十分生かせるポストに就いていないか、または周りから認められていないかで、内心不満を持っています。

3)それで、VMはその不満の矛先を社会に向けている・・・、いや、そんな単純なことではないでしょう。

4)VMは、自分の能力に自信を持ってはいるが、それを、はっきりとした形で実感したいはずです。しかし、社会的にそれを実感できる場がありません。それで、ウィルスを創るのです。

5)VMは、自分の創ったウィルスを流布させて、それによって「社会が受けた迷惑度」、「被害の大きさ」、「マスコミなどでの扱い」によって、自分の能力を確認し、(やはり、おれはすごい!)と満足するのです。

6)なんといっても、「社会が受けた迷惑度」が、VMの能力のバロメーターになるわけですから、満足することがない。「次はもっともっとひどい目に遭わせてやろう!」彼らは、そうやって、日々新しいウィルスを作り続けているに違いありません。

 いかがでしょうか。もちろん、すべてのVMがこうだとは言い切れませんが、おおかたがこういう人たちでしょう。

 (以下略)

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【悩める相談者】なるほど、自分は“能力を十分生かせるポストに就いていない”と思っている人ですか。沢山いるでしょうね、そんな人。

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=【解答者(Oさん)】==============================私信===

表題 人は何故にウィルスを作るのか?

 ローマ字入力で挑戦したいと思います。入力方式と思考(結果)の間の相関関係については何も報告されていないが、ローマ字入力はやたら頭を使ってボケ防止になると思われると信じています。

 本題に入りたいと思います。
 もし、犯罪学なるものがあれば、そこでは、「愉快犯」に分類されていると思います。放火をする人間のいくらかは、「愉快犯」であると云われています。少なくとも、最初にウィルスを作った(創ったではない)人間はそうだったと思います。

 犯罪を犯すからには、普通は、本人にメリットがあるから行うものと考えます。最近話題のパチンコ用のプリペイカードの偽造なども典型的例であると考えます。

 しかし、「コンピュータのウィルス作り」は、本人に何もメリットがありません。「私はこれだけコンピュータソフトウェアに精通しているのだ。まいったか。」という程度のことだったと思います。しかし、これが単なる画面を壊すようなものから、ファイルを壊すような悪質なものになると、もはやほっておけず、ウィルスバスターなるソフトウェアが登場してきたと思います。かくして、ウィルスとウィルスバスターは熾烈なるバトルを繰り広げることになったと確信します。

 この過程で見逃せないのが、ウィルスバスターの有償化であったと思います。ある種のずる賢い人間は、「今度のミケランジェロの誕生日に世界中でウィルスが発生します」と宣伝し、その対抗策として、「私どもの開発したウィルスバスターを使用下さい」などとのたまわったのです。まるで、火事場泥棒です。ひょっとして、ウィルスバスターを作っている会社が、裏ではウィルス作りを扇動しているのではないかとも邪推できます。

 米国では、「ウィルスの作り方」なる本が発刊されているし、講習会もあると聞きました。こういうものに接した何パーセンテージかの人間も興味本位でウィルスを作っている可能性があると思います。

 最初は、単なる「愉快犯」だったものが、かくして、複雑に入り乱れ、木下さんの安眠を妨げる状態に陥ったと思います。

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【悩める相談者】ウィルスをつくる人の{技術力|精神年齢}は、放火犯の{技術力|精神年齢}と同水準であると言ったら、彼ら(放火犯?)怒るだろうなぁ。

 ここで言っている“ウィルスバスター”というのは、商品名ではなく一般のウィルス検出・駆除プログラムのことだと思います。

 私も、ウィルス検出・駆除プログラムを売っている会社の社員が「マッチポンプ」してるんじゃないかと思うことがしばしばあります(そんな事、決して口に出しては言いませんが)。だって、「貴方の使っているパターンは古いから新しいものと取り替えてください」などと毎回メッセージで警告されるんですよ。これは、新たなウィルスの出現をあらかじめ予定していたということじゃないですか。

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=【解答者(Aさん)】============================私信===

表題 「人は何故ウイルスを創るのか」について

「人は何故ウィルスを創るのか」

 遺伝学を絡めてのウイルス学から入っては、コンピュータ・ウイルスもここから始める必要がありそうですね。遺伝学上、突然変異の役割は極めて高く評価された時期があったが、日本が産んだ、故木村博士の中立説が学会では有力のようです。ダーウィンの自然淘汰説は、現在では少数派に追いやられているようです。

 遺伝学のことはこれくらいにして、本論のコンピュータ・ウイルスにもどりますが、この問題はコンピュータ発足当初から付きまとっている問題です。あたかも、人の病の相当数がウイルスに基づく様に、コンピュータソフトの最大の加害者はこのコンピュータ・ウイルスのようです。人の場合はその中でもやっかいなのは、エイズに代表されるレトロウイルスがあります。このレトロウイルスは、基本的には、人の細胞を構成する蛋白質に極めて近い構成をしており、簡単に細胞に取り付き、この場合は白血球やリンパ球の攻撃をかわすのみならず、破壊してしまうなどの性質があり、未だに、エイズに対して有効な対策がないのは、ご存じのとおりです。

 人工のウイルスも、このレトロウイルスに正しく似ています。従っていろんな種類のワクチンが、新手のウイルスが発生する毎に開発されても、絶えずスキを伺って性凝りもなく出現し、イタチごっこが続くでしょう。最近では、ワクチンも重武装化し、簡単には侵入できないようになりつつあるようですが、コストパフォーマンスが絡み、全てを重武装化していては、使い勝手が良くない等の問題があります。

 コンピュータ・ウイルスは、今や後戻りが不可能となった、今日の社会を構成するインフラとしてのコンピュータ社会に於いて、その存在がセキュリティを損なう最大のものの一つと考えられ、しかも、同胞の人類が起こす病であるだけに、深刻といわざるをえません。

 何故、人はコンピュータ・ウイルスを創(作るの方が正しいようですが)るのかですが、知的好奇心から発生したのが、犯罪につらなったものと思います。それが極めて広範囲に影響を及ぼし、等閑視できない問題となったのです。犯罪は、「浜の真砂は尽きるともうんぬん」のようになくならないのですが、コンピュータ・ウイルスに代表されるハイ・テクの犯罪はその影響が大きいだけに小さい内に無くしていくことが必要です。ハイ・テクが引き起こす犯罪を含む危険は、人類が背負った文明の発達にともなう影の部分と考えてよいでしょう。

 昔から文明の発達の中で、特に兵器に寄与する文明の進歩は「ダモクレスの剣」として、人類を悩ませ続けてきたことも事実です。例を上げるまでもないですが、今世紀最大の発見発明としての原子力は、今日まで様々な問題を引き起こしてきたことも事実です。また、今後もその恐れなしとは言えないのが実状です。我々人類は、今日まで営々として文明を築き、今日の繁栄を見ていますが、昔日には考えられなかった影(負)の部分も大きくしてきたことも事実です。ではどうしたら、これら影の部分を小さく出来るか、無くせるかは人類に突きつけられた大きな課題です。それなりに努力はしていても危険も大きくなっているだけに、容易に解決出来ない問題が多いのが現実です。

 コンピュータ・ウイルスに話を戻しますと、全てが負の存在といいきれないものがあります。
 それは、セキュリティ・チェックとコンピュータウイルス・ワクチンの向上に寄与しているからです。容易に書き換えられるようなソフトウエアでは、いたずらに犯罪を誘発するようなものです。
 最近話題のパチンコのプリペイド・カードが良い例かもしれません(ソフトだけに起因しているとは言えませんが)。
 防犯としての法律の整備も必要でしょうが、ソフトウエアには、ロバスト性と相まってコンピュータウイルス・ワクチン等の対策は当然です。

以上

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【悩める相談者の弁解】「創る」は「作る」の方が普通は正しいのですが、ここでは「創造する」という意味を込めて“表外音訓”の表示を用いました。

 しかし考えてみれば、ウィルスなどというものを“つくる”のを「創造」と呼ぶのはいかがなものか。やはり、ここは「作る」,「つくる」or「でっちあげる」と書くべきでした。私の誤りです。

 家では、娘達(二人とも文系)に誤字を指摘されたり、漢字の読みを聞かれて読めないときは「僕、理系」といって逃げることにしています。そこで‥‥

 僕、理系。

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=【解答者(Iさん)】===========================私信===

表題 Re:「人はなぜウィルスを創るのだろう」の件

(略)

「人はなぜウィルスを創るのだろう」の件、回答集を読ませて頂きました。

 抜けている視点があるような気がしましたので、その点のみ指摘させていただきます。(一部略)

 誤解を恐れずに書くと、「このような自己増殖ソフトをばらまくとどのようなことが起きるのか?ネットワーク上でどのような予想もしない挙動を起こすか?」といった素朴な知的好奇心も動機としてはあるんじゃないかと思います。だから許されるというものではないのは重々承知していますが。

 そういう意味では、破壊的な動作を伴うものでなければウィルスをネットワークに放つ実験も許されて良いのではないかと(理想的には)思います。もちろん、バグなどによって予想もしない影響が出る事が考えられますから安易に行うべきではないと思いますが。

 さらに誤解を恐れずに言いますと、コンピュータウィルスとワクチンの軍拡競争は無責任な野次馬として全く興味を感じないかというと否定はできません。不謹慎ではありますが。

(以下略)

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【悩める相談者から一言】以前読んだ「カッコウはコンピュータに卵を産む」(草思社)には、FBI高官の息子が、実験をしたくて我慢ができず、ついにウィルスを野に放ってしまう話が出てきます。技術にのめりこんでしまうと(オタク的傾向のある人は)往々にして自制できなくなってしまうのでしょう。道徳教育の必要性を感じます。

 ただ、こういうケースはウィルス騒動の初期の頃の話であって、最近の傾向は少し違うのではないかと思うのです。やはり愉快犯的傾向の方が強いと思います。たとえコンピュータに破壊的な動作を伴わなくても、性能ダウンとかの影響を与える場合もありますから、決して許してはならないことだと思います。

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最後に、

【悩める相談者】以前から思っていたのですが、ウィルス検出・駆除プログラムを装備したり、あるいはウィルス感染しないようなコンピュータ使用マナーを確立したりしても、何も根本的な解決にはなっていないのです。ウィルスを創る人をなくさない限りそれこそ我々は安心して眠れません。

 それで思ったのですが、ここは心理学者に登場してもらってウィルスを創る人の心理を徹底的に研究してもらう必要があるのではないか。そして、彼らがいかに哀れで惨めな存在であるかを心理分析し、その結果を大々的にマスコミを通じて流すのです。ウィルスを創る人がそれを読んで「あぁ、俺はこんなにも惨めな存在なのか。こうはなりたくないものだ」と思わせるように仕向けるのです。

 え? だめですか? そんな程度のことでは駆除できませんか。そうですか‥‥。

 じゃ、こういうのはどうですか。ウィルスプログラムの虫を指摘し、「こんな酷いコードを作っているようじゃ作者の実力はたいしたことはない」とマスコミに流すのです。良いウィルスプログラムとは、ファイルを壊したりはしないものだと言って「ウィルスプログラム作法」を説くのです。

 え? これもだめ? じゃ、こういうのはどうです。ウィルスプログラムのコードを、逆にべた誉めするのです。こういう素晴らしいコードを作れる技術者なら是非当社(たとえば“マイクロソフト社”などがよい)が破格の高給で雇いたい。とか、やるのです。わんさと押しかけてきたところを御用。‥‥だめですね、やっぱり。

‥‥ あぁ、今夜は眠れない。

(終り)

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