今だから話そう 兎小屋
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兎小屋


── 兎小屋の原画発見
男ありけり

   昔 男ありけり
   自著で使った挿絵の個展をインターネット上で企画せり(2007年)
   挿絵の原画の一部が行方不明であることに気付きけり
   終活中に、書庫の中から失われていた挿絵の原画を発見せり

見つかった原画
兎小屋

撮影日時=2021-08-21 10:59:56 サイズ=(w:1247)×(h:851)

なお、挿絵の一覧は「 Knuhs美術館(http://home.catv.ne.jp/ff/knuhs/museum/museumindex.htm) 」の“ルーム1:「ソフトウェアの法則」で使った挿絵の原画集”から見ることができます。

挿絵についての説明

 「ソフトウェアと環境」で用いた挿絵のカットです。ここでは開発環境について言及しています。
 日本の家屋は狭いので、欧米人からは兎小屋“rabbit hutch”とやゆされることがあります。アメリカでの経験から開発者の物理的な開発環境とコンピュータ内部の開発環境とをそれぞれ比較検討しています。

 ところで、このカットの原画だけは残念ながら見つかりませんでした。仕方なく本の絵から直接取り込みました。他のカットの原画は一括して保存されていたのですが、このカットだけは別の扱いになっていたのです。その理由は、説明するのは恥ずかしいのですが、絵の中の表札の上に書かれた文字が実は間違っていたのです。初版が刷り上ったときに気が付いたので、あわてて二版で絵の一部を修正しました。その原画を出版社から返してもらったはずなのですが、手元に見当たりません。間違ったのは“rabbit”を“rabit”とつづってしまったのです。恥ずかしい失敗でした。

 紛失していた挿絵の原画がみつかりました。2021-8-21日に差し替えました。

 ここで紹介した法則
【コンピュータゲームの法則】
 普段はやらないのに、ちょっと息抜きにゲームをしていると、そのときに限ってボスが後ろにやって来る。