(1)老化防止の対策

(1-4)老けないごはんの食べ方
--- 冷やごはん(ひやめし)のすすめ ---
白澤卓二先生による解説:【音声ボタン削除

 ごはんは控えるべきか
 ・冷やごはんにすると血糖が上がらないことが分かってきた
 ・調べてみると糖質がレジスタントスターチという構造に変わって
  いる
 ・レジスタントスターチになると腸の中で分解されないでそのまま
  便の中に出ていってしまう
 ・もともと炭水化物(糖質)は、腸の中で分解されグルコースとなり
  吸収され血糖があがるが、
 ・冷やごはんだと糖質がレジスタントスターチになるので吸収され
  ないで血糖値も上がらない
 ・これで約50%はカロリーをカットできるので健康的に食べられる
 ・味噌汁を一緒に食べると血糖の上昇を抑えられるのでより効果的
 ・単独で温かいごはんだけを食べるのが一番血糖が上がり易い

 食事と運動のバランス
 ・運動をすると血糖値が下がる。これは血液中のグルコースが筋肉
  に取り込まれるからで、定期的に食後にウオーキング等の運動を
  する習慣を身に付ける
 ・高齢期の人にはスクワットをすすめているが、齢を取ると筋肉量
  が少なくなるので自分の体重を支えられなくなる。その結果歩行
  が難しくなり段差を越えられなくて転倒し骨折する
 ・骨折は介護の入口だから、転倒予防のためにも筋力を付けること
  が必要