(5)口内環境

(5-5)インプラント
加藤元彦医師による解説:【音声ボタン削除

 インプラントの扱い方
  ・どんなにケアしても、筋肉が衰え歯茎も衰えてくる
  ・老化と荒廃(手入れが悪くて)してくる
   まめにチェックして、歳を取るごとに残存能力を生かす努力
   が必要
  ・インプラントも齢を取ると歯茎(道路)が、舗装していた道路
   ががたがたになる。そこにインプラントという最新の車を走
   らせてもアンバランスになる
  ・最初はアメリカで、インプラントは年寄りが2〜3年でいいか
   ら美味しい物を食べたい
   それを満たすため3〜5年で抜くという条件で始めた
  ・一生ものと考えるのが間違っている
  ・歯(インプラント)は齢を取らないが、顎の骨は齢を取る
  ・3年したらやり替えるか除去する

 インプラントも手入れ次第
  ・齢をとると免疫が落ちるから感染して歯茎が悪くなる
  ・インプラント歯周炎になる
  ・ちびた歯の根っ子でも骨のつなぎ目もアクティブで、適切な
   力が加われば、根がグラグラしていても炎症がなくなれば止
   まる
  ・歯を手入れしていれば、炎症で起きる歯のゆらぎでなくて、
   強い力で叩かれてゆらいでいる歯なら修正してやると止まる
  ・噛み合わせが悪くてゆらいでいるのなら修正して直せる
   つなぎ目が大事
  ・患者の方が知識を持って歯医者に話せなければ
   歯科医を啓蒙すべき
  ・患者が名医を育てる