(11-1)ロコモ対策
石原結實先生による解説:【音声ボタン削除】
ロコモとは
・ロコモとは、ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)の略
語のこと。ロコモとは運動の意味
・骨や関節、筋肉の運動機能の衰えが原因で要介護や寝たきりに
なる、またはそのリスクが高い状態を言う
・5000万人位予備軍を含めていると言われている。
ロコモチェック
・七つの質問
(1)片足立ちで靴下がはけない
(2)家の中でよくつまづく
(3)階段を登るのに手摺が必要
(4)横断歩道を青信号で渡りきれない
(5)15分くらい続けて歩けない
(6)2kg程度の軽い買い物を持ち運ぶのが困難
(7)家の中のやや重い仕事(掃除機をかける、布団の上げ下ろし)
ができない
・1つでも該当すればロコモティブ・シンドローム
どうしたらよいか
・ロコモで下半身の筋肉が弱い人は、
・老化は脚から来る。エジプトのピラミッドは上が細く、土台は
しっかしている
・人間も足腰をしっかり鍛えることが大切
・一朝一夕にはできない
・日中の中で筋トレができること
・車でも歩いて行けるときは必ず歩く方を選択する
・エレベーターではなく階段を使う
・歩くときはときどき早足を入れる
・ちっとした工夫をする
筋力のある人は骨も若い
・骨は加えられる力に反応して強くなる(ウォルフの法則)
・破壊と再生が繰り返されている
・筋肉を動かされて負荷が加わると破壊が少なくなり再生増え
骨量が増える
・逆に筋肉が付かないと破壊の方が多くなって骨粗鬆症になる
・そうなると骨折したり身長が低くなったり背骨、腰が痛んだ
りする
・前かがみの癖になり肺、心臓、胃腸を圧迫していろいろな障
害が出る
・骨量は15歳から急激に増加し30歳まで保つ
・その後運動をしないとどんどん減る
・すこし筋肉を鍛えると減少がゆるやかになり、むしろ増やす
こともできる
骨量をふやす運動
・強い運動なら、テニス、エアロビ、バレー、スクワット
・弱い運動なら、ウオーキングなど何でもよいが、
・とにかく継続することが大事
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