(14)靴選び

(14-1)靴選び
整形外科医 町田英一先生による解説:【音声ボタン削除

  元気に生きるにはウオーキングを
  ・高齢でも元気に生きるには
   「食事の量を半分に減らしなさい」,「歩きなさい」と言われる
  ・ウオーキングがべスト!
  ・歩き方に問題があると言われた
  ・足の構造は人によって異なる。皆同じということはない
  ・靴選びの時にそれ考えてほしい

  靴選びのポイント
  ・靴選びで一番大事なことは、どういった目的の靴が欲しいのか
   を考える
   (1) おしゃれな靴がほしいのか
   (2) 着脱の楽な靴がほしいのか
   (3) 歩くための靴がほしいのか

  歩くための靴の条件
  ・歩くための靴の最低限度の条件は
  ・足のけり出し、ひっかからないように
  ・先が適度に持ち上がっている(トーチクリームと言う)
  ・靴の底はまっ平らではなくカーブがある
  ・足の指の部分が少し持ち上がっている
  ・靴の中で指の部分に余裕があること。指が泳いでいる方がよい
  ・靴が前後に動かないように固定しているのは足の甲の部分
  ・歩くための靴は、必ずひも付き、または粘着(マジック)テープ
   でないといけない

  靴の選び方
  ・靴を買う時に上からばかり見ているが、靴の裏を見るとよい
   どういう目的で作られているか分かる
  ・大事なのは横揺れを防ぐこと
  ・踵の部分の面積が広い方がよい。狭いと膝を痛めてしまう
  ・靴が当たるのは踵の部分、これをしっかりと抑える
  ・自分の踵の形が靴のヒールカップに合っていること
  ・おしゃれ靴と歩く靴は別に選ぶ
  ・おしゃれと健康は両立しない
  ・おしゃれな靴ほど健康には悪い。両方ともと欲張ばらない
  ・おしゃれで履きやすい、という靴はない
  ・既成の靴は半完成品の積りで購入し、インソールと組み合わ
   せる
  ・靴は作る立場から言うと、できるだけ沢山の人に合うような
   ものしか作れない

  足にトラブルのある人
  ・足にトラブルのある人は、靴の中にインソールを入れて調節
   して欲しい
  ・爪に穴をあけても痛くない
  ・穴をあけて形状記憶合金のマチワイヤーを入れ、調整するの
   が主流になっている
  ・手の爪に比べ、足の爪はのびるのが遅い(1/3の速さ)
  ・爪は短く切り過ぎると危険