(15)ケア・ウオーキング

(15-1)自分の足で歩く
黒田恵美子先生による解説:【音声ボタン削除

  ケア・ウオーキングとは
  ・一生最後まで自分の足で歩きたい
   そのためのケアをケア・ウオーキングと呼んでいる
  ・自分の力で最後まで歩くことは可能だと考えている
  ・具体的には、痛まず、健康で、美しくをスローガンにして
   関節を痛めず、内面や心や脳が健康で、見た目もきれい
   (1)歩き方
   (2)身体の使い方のコツ
   (3)自宅でできる簡単エクササイズ
   など歩くことにまつわる様々な要素を合わせてケア・ウオーキ
   ングと呼んでいる

  ただ歩くだけでは効果は得られない
  ・ウオーキングの研究は、世界中で行なわれている
  ・生活習慣病、認知症、うつその他の様々な病気の予防や改善
   に有効であることが分かってきている
   ただ歩数を増やしたり、やみくもに歩くだけではなかなか効
   果が出てこない
  ・医者には歩けと言われるが
   膝や腰が痛いとか、歩数だけ歩けない、速く歩けないとか
  ・健康効果がなかなか得られない歩き方をしている人が多い
  ・長年のくせ、身体を動かしていないことによって起こること
   自分が変えられること、痛みを改善して、楽に健康な歩き方
   ができるようになる

  直ぐに良くなるのか?
  ・正しい方向へもっていくことは可能か
  ・明日から直ぐにというのは無理だが
  ・今すぐ実践できることはある。教えている対象は 60-80代の
   人が多いが
  ・「腕を身体に対して並行に、
     後ろに後ろに意識して振りましょう
」と教えると
   一回で多くの人がきれいな歩き方になる
  ・「腕を身体に対して並行に、後ろに後ろに意識して振る」
   と言うと、いろいろなことが関連して良くなる
   背中が丸まっていたり、摺り足だったり、膝が曲がっていた
   りした人がよりよいフォームに変わる
  ・これを維持するために必要なエクササイズや身体の他の動作
   での使い方のコツが必要になる
  ・「身体に対して並行に振る」ということをするだけで足の運
   びや姿勢が良くなったり、様々なことが改善するから面白い
   それを、これから紹介していく