(15)ケア・ウオーキング

(15-3)歩き方のコツ
黒田恵美子先生による解説:【音声ボタン削除

  歩き方のコツ
  ・姿勢は猫背でないこと。胸を張り過ぎないこと
   胸を張り過ぎると腰や背中に負担がかかるから、先ず正しい
   姿勢をキープ
する
  ・目線は自由でよいが顔は正面に向ける
   腰から下を向くとそれだけで姿勢が崩れる
  ・腿(もも)やお臍から足が出ているような意識で足を前に出す
  ・足先は正面に向ける
   足先が外に向くと外反母趾、膝痛、腰痛を起こしやすくなる
  ・足先を正面に向けて、踵からから着地する
  ・体重が乗ったらローリングしていって、後ろに足をけり出す
  ・親指の先が最後に地面から離れることを意識する
   小指が最後に離れる歩き方だと、内またのO(オー)脚歩きに
   なってしまう
   案外、外からの姿勢で感じて足の指とか膝には意識が行かな
   もの
  ・腕は後ろに後ろにと振ると身体は前に進む
   重心を考えるよりも腕を後ろに振った方が速度が速くなり
  ・後ろに腕が振っている間に後ろに足が残り、その結果歩幅が
   広く
なる

  荷物がある場合
  ・片手に荷物があるときは、空いている方の手だけを振る
   3-5分経ったら反対に持ち変える。身体の左右にゆがみが生じ
   にくくなる
  ・両手に荷物があるときは手は振らない
  ・腿(もも)とお臍から足が出ていると意識して歩くと良い
  ・荷物は振らない
   荷物を振ると身体が振られて腰や膝がねじれてしまう
   身体に負担がかかってしまう