(18)声を出して若返ろう

(18-3)老化テスト
大谷義夫先生による解説:【音声ボタン削除

  声の老化テスト
  ・自分の声が老化しているかどうか調べる方法
  ・代表的なもの2つ
   あ〜テスト
   声を長く出し続けられるか、発声能力のテスト
   目一杯吸い込んで「あ〜」と出来るだけ長く声を出す
  ・男性なら15秒以上
   女性なら10秒以上なら問題ない それ以下なら弱っている
   ただ、平均値としては男性30秒 女性20秒
  ・喉の力が落ちると喉の筋肉によって声を出すから「あ〜」の
   発声時間も短くなる

   もう一つは
   喉年齢テスト
  ・30秒間に唾液を何回ごっくんと呑み込めるか
  ・人差し指を喉ぼとけの上に置いて30秒間に何回ごっくんがで
   きるか、を数える
  ・次の各年代 50名をテストしたら
   20代:10回以上ならOK
   30代: 9回以上ならOK
   40代: 8回以上ならOK
   50代: 7回以上ならOK
   60代: 6回以上ならOK
   70代: 5回以上ならOK
   80代: 4回以上ならOK
  ・段々老化していく

  ・唾液だけ呑み込むことを空嚥下と言う
  ・高齢になると唾液が出にくくなり呑み込む力も落ちる
  ・空嚥下がしにくくなる
   ごっくんテストで5回以下だと、過去に誤嚥性肺炎を起こし
   ている

  ・実年齢以上に衰えていると実感している人は?
  ・若返らせることは可能です
  ・喉は筋肉を中心にできているから喉を鍛える運動をすると良
   い

   舌出し体操
  ・舌を大きく前へ出し、出したり引っ込めたり 2回、3回
  ・舌を左右に 2回3回 できるだけ大きく動かす
  ・舌を動かすことで喉の筋肉は鍛えられる

  ・歯磨きの後で毎日続けると習慣づいて良い
  ・舌出し体操を続けていると誤嚥性肺炎のリスクは減る