(18)声を出して若返ろう

(18-4)声のトレーニング
大谷義夫先生による解説:【音声ボタン削除

  声を出す音読
  
・声が弱々しい、呑み込みにくい、呼吸が浅い、そんな人は音
   読で喉、肺の筋トレを始めると良い
  ・声を出すことはとても良い声のトレーニングとなる
  ・声を出すことは、息を吐いてそこから声帯が震えて、喉や舌、
   顔の筋肉で声ができるから、
  ・呼吸筋を鍛えることは喉を鍛えることにつながる
  ・その意味で声を出す音読が必要
  ・黙読でなく音読がお勧め

  注意点
  ・良い姿勢で(猫背にならないよう注意し)音読する
  ・猫背だと横隔膜が大きく動かないので、息を目一杯吐けない
   その結果、大きな声が出にくくなる
  ・音読する場合、深く腰掛けて(立ったままでもよいが)背中を
   真っ直ぐにし、胸を張って音読する
  ・重要なのは、モゴモゴ話さないで口を大きく動かし喉や舌、
   顔の表情筋まで使ってはっきりと声を出すことが重要
  ・まるで朗読劇のようにやろうとする人がいるが、一人でもで
   きる。誰かに聞かせるわけでなく、一人でできるところが一
   番良いところ
  ・ゆっくりと、はっきりとした声で、大きな声でやる

  ・頻度は、1日に3分、簡単には1分の音読を朝昼晩3回やれば自
   然と声のトレーニングになる
  ・音読を続けると、段々と喉が鍛えられ、滑舌がよくなる
   誤嚥性肺炎のリスクが減る
  ・健康寿命を100歳まで伸ばすのに音読は有効