(19)女性の尿トラブル

(19-1)骨盤底筋を鍛える
関口由紀先生による解説:【音声ボタン削除

  骨盤底筋
  ・女性の尿トラブルの原因は、骨盤底筋の筋力の衰えにある
  ・出産して、閉経して、歳を取るとなる人が一番多い
  ・90%以上は直るが、治療は先ずケアから
  ・骨盤底筋トレーニングが有効
  ・このトレーニングは、治療後も毎日続けた方が良い

   骨盤底筋トレーニングのやり方
  ・鍛える場所は、骨盤の一番下(膣と尿道と肛門があいている
   プレート)を意識する
  ・タオルを丸めて外陰部に縦に入れてその上に座る
  ・こうすると、骨盤底が意識できる
  ・そのタオルを掴んで持ち上げる(イメージで)ように絞める
   (腹と尻には力を入れず、なるべく全身をリラックス)
  ・先ず、肛門と膣・尿道を、キュッと絞めたり、緩めたり、
   キュッと絞めたり、緩めたり、
  ・この準備運動をしてから
  ・その後、肛門と膣・尿道をキュッと絞めて、
   息を吐きながらタオルを掴むように持ち上げる
  ・そして、5秒くらい維持して緩める
  ・これを1セット当り3〜5回実行する
  ・これを、2,3セット、できれば5セット行なう

  ・男性にも有効です
  ・骨盤まわりの血のめぐりが良くなる
  ・男性で運転を多くする人は
  ・骨盤底を動かすだけでなく、
  ・2〜3時間に1回は車から出て屈伸運動をすると良い
  ・硬いシートが良い(柔らかいのはよくない)
  ・姿勢を良くすると骨盤底に負担がかからない

  ・雑誌に載っていたのだが、
  ・尿もれ対策として今は「モナリザタッチで照射するレーザー
   治療」があると記されているが、これは何か?
  ・GSM (閉経後性器尿路症候群)という病気の治療器で、閉経す
   ると女性の50% は膣に様々なトラブルを持つようになる。そ
   のための治療器(まだ自主診療)