(23)免疫力

(23-1)免疫力
鈴木章生先生による解説:【音声ボタン削除

  免疫力アップ
  ・インフルエンザが流行しているが、免疫力を高めておくこと
   が大事
  ・快適生活の秘訣は良好な免疫バランスにある。免疫は自分自
   身を守る自然治癒力で、(えき)病気をれると書いて免疫
   と言うことからも、簡単に言えば外敵から自分の身体を自分
   自身で守る仕組み
  ・私たちの身体は体内に異物が入らないように様々な工夫が施
   されている
  ・万一侵入されても免疫により直ちに攻撃できる体勢が整って
   いるから免疫力の高い身体を作れば健康を維持することがで
   きる
  ・免疫力が低下すると風邪をひきやすくなり生活習慣病に罹り
   やすくなる

  免疫力アップにつながる食事
  ・免疫力アップにつながる食事は、朝食ではビタミンCと蛋白
   質を補給すること

  ビタミン
  ・朝は何も食べていないので朝食を抜くと当然栄養不足となる
  ・特に病原体を抑える活性酸素から細胞を保護するにはビタミ
   ンCの補充が不可欠
  ・最適なのは野菜ジュース、朝のスタートは一杯の野菜ジュー
   スから始める

  蛋白質
  ・蛋白質は、皮膚、粘膜、免疫細胞の生成強化に必要だから、
   ごはんに納豆、パンに牛乳、この組み合わせがよい
  ・頭も腸も元気に働き始めることで快調な一日が始まる
   簡単に短時間でできる朝の食事、実行あるのみ

  暖かいもの
  ・暖かいものを食べて身体を温めることは免疫力アップにつな
   がる
  ・体温が1度C上がる免疫活性は6倍にもなる
  ・暖かいお茶や野菜たっぷりのスープであれば栄養素と水分を
   同時に補給することができる
  ・免疫機能と同時に病原体から身を守る粘膜強化にもつながる

  唾液
  ・唾液を出す
  ・免疫力を高めるには良く噛んで食べること
  ・抗菌殺菌作用のある酵素を含む唾液は良く噛まないと分泌さ
   れない
  ・歯ごたえのある食物繊維の多い根菜、牛蒡、蓮根、乾物(日
   干し大根、かんぴょう)がおすすめ
  ・材料を大きめに切り、薄味にすると噛む回数が自然に増える
  ・噛む習慣がつけば食べ過ぎも防止でき、一石二鳥
  ・特に若い人には食物繊維を積極的に食べてほしい

  楽しく食事
  ・免疫力活性化のためには楽しくリラックスして食事をすると
   胃腸の働きも活発になり、消化吸収も進む
  ・家族や友達と気の置けないもの同士楽しく食事するのと
   一人寂しく食事をするのとではおいしさが違う
  ・味だけでなく胃腸の働きにも影響を与える
  ・盛り付けやテーブルセッティングにも気を配って
  ・会話のはずむ食卓をご一緒すること
  ・免疫力がアップして心身ともに豊かで快適な生活につながる