(27)百歳生きるための方法

(27-3)老化を遅らせる方法
和田秀樹先生による解説:【音声ボタン削除

  老化を遅らせる方法
  ・老化を遅らせるために一番大事なことは、使い続けること、
   たとえば若い頃ならスキーで足を折って1ヶ月寝ていても翌日
   からすぐ歩ける
  ・使い続ければ 70代,80代でも普通に歩き続けるのが当たり前
  ・そのためには、使い続けたいという意欲を保ち続けることが
   大事
  ・しかし意欲は、心掛けるだけで何とかなるものではない
  ・段々前頭葉という脳の部分が縮んでくると意欲が衰えていく
  ・男性ホルモンが減ってくると、意欲が衰えてしまう
  ・それに対する対策が必要となる

  意欲が老化を遅らせるための鍵となる
  ・意欲があって頭を使い続ける人もいる
  ・意欲があって歩き続ける人もいる
  ・脳が、かりに縮んでもその機能が保たれる
  ・筋肉の場合は、使い続けると比較的保たれる
  ・意欲がないと、両方ともダメになってしまう

  男性が齢をとると意欲が減る理由
  ・前頭葉の機能は男性でも女性でも衰える
  ・男性の場合は、40代ぐらいから徐々に男性ホルモンが減りは
   じめる
  ・男性ホルモンの多い人は、性欲の強い人と思われがちだが
  ・意欲を守るホルモンでもある
  ・男性ホルモンの多い人の方が、人付き合いが好きで同性との
   付き合いも多い
  ・男性ホルモンの少ない人は、異性に関心がなくなるだけでな
   く同性との付き合いも億劫になる
  ・大震災の後、住民調査で分かったこと
  ・女性は、閉経後 男性ホルモンが段々増えてくることが分か
   った
  ・女性は齢を取ってから意欲が出る人と
   齢を取ってから人付き合いが良くなる人がいる
  ・年寄り同士の旅行は女性が圧倒的に多い
  ・一方、男性は男性ホルモンが減ると意欲が衰えてしまう
  ・自分の普段親しくしている人以外との人付き合いが億劫にな
   ってしまう
  ・男性ホルモンを増やすと考えたとき、それを活性化していく
   ことを考える
  ・男性ホルモンをいやらしいものと思わないで
  ・意欲、バイタルのためのホルモンと理解して欲しい