(29-1)歯周病の影響
林量一先生による解説:【音声ボタン削除】
健康な歯を維持するためには
・日々のケアが大切
・歯を失わないことが一番大切
・正しく歯が機能することで全身の健康が保たれるから
・歯が無くならないように手入れをすることが大事
歯周病が原因の抜歯
・虫歯による抜歯よりも歯周病による抜歯の割合が増えている
・長生きする人が多いこともあるが、子供の頃からの虫歯に加
えて30歳超えると歯周病が始まっている
・歯周病が原因で歯を失う人が増えている
歯周病のリスク要因
・歯周病のリスク要因として、たばこを吸う、口の中がきちん
と清掃されないとかがあるが
・歯周病の影響は、単に歯が抜けて本数が少なくなってしまう
だけではない
・歯周病とは微小炎症と言って歯肉の炎症が起って、
・その炎症が全身の臓器に影響して全身の病気の原因になって
いる
ということが最近ははっきりしてきている
口のケアについて
・まずは入口の口のケアが必要になる
・どんなケアをすると良いかと言うと
・基本的にはきちっとケアができているかどうか、定期的に歯
科医院に行ってチェックしてもらうことが大事
正しいケア
・正しいケアの内容としては、FBIを実行する
(1)フロス(F)を使って歯と歯の間の隙間をきれいにする
(2)ブラシ(B)を使って歯の表面に付着した歯垢を取り除く
(3)仕上げのイリゲーション(I)で汚れを洗い流す
・この3段の仕掛けが必要になる
・それぞれ、きちんとしたやり方ができているかが大事
歯周病の怖さ
・日本人は歯医者には痛くなってから行くものと思っている
・虫歯の場合は、痛くなってから来るが
・歯槽膿漏の場合は、歯が抜けて手遅れになってから来る人が
多い
・痛みなく進行するのが歯周病の怖さ
・不断(普段?)のチェックをすることがとても大切
イリゲーションの効果
・イリゲーションは、口内洗浄でジェット水流で歯茎に圧力を
与え、水流により歯茎が丈夫になる(マッサージ効果)
・ブラシ、フロスで汚れをとるが、
・イリゲーションでは、浮いた汚れが洗い流されるという効果
が大きい
・日々、正しくやっているかどうかで違いが出てくる
・やっている人と、やっていない人、
・やっていても、できている人と、できていない人とある
・チェックは欠かせない
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