数独パズル

「数独」に関するものをまとめて、専用の欄を作りました。
 (2012-4-7)数独ボード SDB v2.1 をリリース
「数独ボード」の最新版。先読みモードを追加しました。
ダウンロード欄から自由にダウンロードし、ご利用ください。
 自作ソフト「数独ボード」を改良しました(2012-2-20)
「数独ボード」を全面的に改造し、ゲームの問題データを保存できるようにしました。試してみてください。
 数独パズルについて(2008-2-1)
数独に夢中になり、その挙句に「数独ボード」なるものを自作することになった経緯が紹介されています。
 「数独ボード」のダウンロード
「数独ボード」関連の情報をダウンロードできます。

































自作ソフト「数独ボード」を改良しました
(2012-2-20)

▼最近は数独の問題を見つけると、すぐさま自作ソフト「数独ボード」の上にその問題を設定し自ら解いて楽しむことにしている。朝日新聞の土曜版「Be on Saturday」や、文藝春秋の「パズル欄」などから問題を入手することが多い。解いた問題はそのまま保存しているので、Excelのシート上に展開されたボードが沢山溜まってしまった。その結果、ファイルのサイズもかなりのものになってきている。

 そこで、シートの数が100近くになる度に新しい「数独ボード」に乗り換えることにしている。それが今や合計すると300近い問題集となって残されている。大きなExcelファイルを抱えているのは、いかにも無駄である。更に「数独ボード」の機能を少し改良する度に、過去の問題集をその環境下で利用したいと思うようになる。そのためには問題のシートを移植しなければならず、数が多くなるとかなりの手間がかかってしまう。その結果 当然の帰結として、これらの問題集をもっと効率的に取り扱えるようにしたいと思うようになる。つまり、無い智恵を絞ってシステムを改良したくなるのだ。「数独で遊ぶより、ソフト開発!」となってしまうのである。

 最初は、Excelのエクスポート機能を利用することを考えたが、そんな使い勝手の悪いものは最初から実用にはならないであろう。1枚のシート上にすべての問題のデータ部分だけを保存する形式にできれば、簡単にファイル転送できるではないか。インポート/エクスポートなどと大仰なことを言わなくても、単にデータファイルのコピー/ペイストで済むはずである。そういうデータベースを作っておいて、そこから特定の問題を選択すれば、自動的に数独ボードの上に展開されるようにして更に便利にしたい。新しい問題のデータを、9×9のます目の上に一つずつ間違いなく設定していくのは結構面倒な作業だからである。

▼ソフトを改造したくなったのには、もう一つ理由がある。
 少し横道にそれるが、私の友人に数独の問題を作るのを趣味としている男がいる。市販の本にして出版する度に、私に贈呈してくれる。そういう贈呈本がもう3冊にもなる。彼のくれる年賀状は、その年の干支に関係する数独問題になっている。毎年それに挑戦するのを楽しみにしている。
 ところが、彼の作る問題はすこぶるつきの難しさを持つ問題ばかりなのである。私の能力ではなかなか対応できない。一般に数独問題を解くには、論理的にこの手しかあり得ないと判断できる“自明な手”を続けていって、最終局面に至るのが本来の姿であろうと思う。次の一手が分からないので適当にうめていったら完成してしまった、というのでは本当の意味で解決したとは言えない。少なくとも私は、そういう姿勢でゲームに臨んでいる。

 そうなると、彼の作る難しい問題に挑戦するには、かなり先まで読まなければならなくなる。それにはどうしたらよいか。たとえば“自明な手”を発見できなかった場合、あるます目に対して【2】か【3】のどちらか、までは分かるがそれ以上は判断できない時、一応“自明でない手”ではあるが【3】をうめることにする。その後“自明な手”を続けていって、もし行き詰まったら最初の“自明でない手”【3】が間違っていたことになる。つまり【2】の方が“自明な手”であったと判断できるから、その時点まで逆戻りすればよいのである。そのための手順を助ける機能を追加したい。

 こういう動機で作ったのが「数独ボードV2.0」である。利用するには Excel が使える環境が必要であるが、Excelのバージョンには依存しないようにしてある。是非活用してみてください。

▼V2.0 では、以下の機能が新たに付加されています。
 ボード上のデータに名前を付けて保存できる。
 保存したデータをボード上に取り出すことができる。
 先読みを助ける「Test Mode」機能が付加された。
 Excelのバージョンには依存しないようにした。

 ダウンロード:数独ボードv2.0.xls

 「数独ボードV2.0」の使い方を説明した文書を用意した。
 ダウンロード:数独BDの使い方.pdf

 問題集を他の利用者と共有できる。
 ダウンロード:例題数独問題集

例題の数独問題集をダウンロードできます。“データ保存シート”に貼り付けて利用してください。
 現在の最新版は V2.1 です。V2.1のダウンロード へ























数独パズルについて(2008-2-1)

 ▼最近、数独(*)パズルに夢中になっています。
(*)数独というのは、9x9の空いているマス目に1から9までの数字のどれかを入れる。タテ列、ヨコ列、太線で囲まれた3x3のブロックのどれにも1から9までの数字が一つずつ入るようにするパズルです。

 まだ初心者なので易しい問題しかできませんが、次第に難しい問題にも挑戦し始めました。少し難しい問題になると、数字を記入した順番を覚えていて、後でさかのぼって訂正する必要がでてきます。最初の頃は小さい文字で記入し、それを消しゴムで消したりと‥‥色々苦労してやっていたのですが、手書きでは限界があることが分りました。

 そこで表計算ソフトのExcelを用いて解くことを思いつきました。何手か戻すときに[戻す]の機能が使えるので便利だと考えたからです。
 コンピュータ上でプログラムを使ってゲームを解くのは、プログラム作りとしては面白いテーマですが、私は自分の頭を使って解く方が脳の老化防止にはよいのではないかと思います。その際、各セルに入る可能性のある数字だけをメモする機能が不可欠です。Excelにそのための機能を付加したり、最初からやり直すために初期化機能を追加したり‥‥と、色々と欲が出てきました。
 その内に数独を解くよりも、数独を解くための土俵作りの方がもっと面白くなってしまいました。以下に示す「数独ボード」なるものを作り、数字キーを叩かなくてもすべてマウス操作だけでゲームができるようにしました。

 数独に関心のある方は、是非ダウンロードして使ってみてください(ただしExcelが使える環境が必要ですよ)。次の一手が良い手か悪い手かを判定する機能[ヒント要求]も付いています。解けない問題を解いてくれる機能[解を求める]もありますが、これは活用しないで自力で解いた方がよいでしょう。



数独ボード(クリックで拡大可)






















「数独ボード」のダウンロード

 数独ボードの最新版は、⇒ こちら から!!!



以下は旧い版です
 ▼「数独ボードV2.1」のダウンロード

 最新版ではありません(2012-4-7 : リリース版)
   数独ボード SDB v2-1.xls
   数独ボード v2.1 の使い方.pdf
   データ保存シート(例題問題を共有できます)
  (右クリックで[対象をファイルに保存(A)...]を用いて保存する。
   ウイルスチェックはしてありますが、マナーとして事前にチェック
   してから使うようにしてください。

 ▼更新履歴(下から上へ)
 (2012-4-7)改訂版 V2.1
   ・先読みモードを追加しました。:

 (2012-2-20)全面改訂版 V2.0
   ・ゲームのデータを保存できる機能を追加し、大幅な改定を施しました。
   ・ Excel のバージョンによらず共用できるようにしました。:

 (2008-7-1)改訂版 V1.5
   ・ボードシートのコピーを簡単に作る機能を追加しました。

 (2008-2-1)初版 V1.4 を公開