素朴な疑問:
菅野投手の完封勝利
菅野投手(巨人)が沢村賞を獲得したそうですね。新聞には“記録ずくめ”とか“異次元の投球”とか書かれています。たいしたものですね。
最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを総なめにしたのですから当然ですよね。2年連続での沢村賞獲得だそうです。たいしたものですね。文句の付けようがありません。
でもねぇ〜、何か引っ掛かるんですよ。パ・リーグ
(*1)
の投手たちは何をしていたのかなぁ〜、と。別に菅野投手の活躍にケチを付けている訳じゃないんですよ。
でもねぇ〜、DH(指名打者)制のあるパ・リーグの投手たちは息を抜く暇がありませんからね。DH制とは無縁のセ・リーグ
(*2)
の投手と比べるのは酷ですよね。パ・リーグの投手の成績争いはセ・リーグよりも激しいんです。「2年連続で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを取る」なんて到底無理なんですよ。
いえ、別に菅野投手の活躍にケチを付けている訳じゃないですよ。菅野投手は15勝のうち8勝が完封ですからね。とても真似ができませんよ。
詳しく見ると、セ・リーグのすべての球団(カープ、タイガース、ドラゴンズ、スワローズ、ベイスターズ、そしてロッテ)から完封勝ちを記録しているというじゃないですか。凄いですねぇ〜。あっ! ロッテだけはパ・リーグじゃないですか。やっぱり!
やっぱり引っ掛かるなぁ・・・・・
【注】(*1)パ・リーグ(Powerful League)
(*2)セ・リーグ(Second League)。