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私の本棚:ゲーム:チェス
── ゲーム:チェス
私の本棚を紹介します。
今回は、チェス(Chess)関連の本を取り上げました。
上掲写真で、右から順に、
(1)「チェス」、
(2)「ボビー・フッシャーのチェス入門」、
(3)「チェックメイトの手筋」、
(4)「ヒガシコウヘイのチェス入門」、
(5)「THE ART OF CHESS」、
となっています。個々の情報は【解説欄】の「▼本の詳細」を参照してください。
【解説欄】
▼なぜか古い本ばかり
最初の(1)「チェス」の本は、昭和35年発行のものですから随分古い本です。調べてみたら、私の兄のものであることが分かりました。兄の書棚から借りてきたまま私の書棚に居座ってしまったように見えます。しかし後で思い出したのですが、兄から「もう読まないからあげる」と言われてもらったものでした。
(2)のボビー・フッシャーの「チェス入門」は暇を見つけては読み、中断し、また読むという読み方で楽に読めるようになっています。構成も面白くできていて最初に右ページのみを読み進みます。最後まできたら今度は本の上下をひっくり返し、再び右ページを読み進むようになっています。
昔、企業に勤めていた頃、毎日の通勤時間(片道1時間半)の内電車に乗っている約1時間をどうやって過ごすかで悩みました。早朝は眠いですから眠って過ごすことが多かったのですが、眠くないときは仕事に関係する技術の勉強をしたり、小説を読んだり、… といろいろなことをやりました。その中の一つがチェスだったのです。
将棋の詰将棋と同じように、チェスにもチェックメイトまでの手筋を考える「詰めチェス」があります。ボビー・フッシャーの「チェス入門」はその絶好の問題集だったのです。
私は「詰めチェス」が専門で、本当のチェスはやったことがありません。それでも海外出張中にメキシコでチェス盤を買いました。
白黒の石で彫られたチェスの駒は見事な出来でしょう。本来の目的であるゲームでは使われることもなく、ただ置物としてしか、その存在価値を認めてあげられなかったのは気の毒なことをしたと思っています。
(5)の「THE ART OF CHESS By JAMES MASON」は、1971年頃、米国ボストンで購入したものと思われますが、はっきりとは思い出せません。
▼本の詳細
(1)「チェス」:昭和35年11月25日 7刷発行 倉田操, \200 虹有社
(2)ボビー・フッシャーの「チェス入門」:初版発行1974年12月20日, 東公平 訳, 河出書房新社 \1,200
(3)チェッス・マスター・ブック 3「チェックメイトの手筋」:初版発行1976年6月30日, Fred Reinfeld 著, 有田謙二 訳, 河出書房新社 \780
(4)ヒガシ コウヘイの「チェス入門 定跡編」:初版発行1975年12月25日, 東公平 著, 河出書房新社 \780:
(5)「THE ART OF CHESS By JAMES MASON」:Revised and Edited by Fred Reinfeld and Sidney Bernstein, DOVER PUBLICATIONS, INC. NEW YORK $3.00
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