冷やごはん(ひやめし)のすすめ
専門家(白澤卓二先生)による解説:
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ごはんは控えるべきか
・冷やごはんにすると血糖が上がらないことが分かってきた
・調べてみると糖質がレジスタントスターチという構造に変わって
いる
・レジスタントスターチになると腸の中で分解されないでそのまま
便の中に出ていってしまう
・もともと炭水化物(糖質)は、腸の中で分解されグルコースとなり
吸収され血糖があがるが、
・冷やごはんだと糖質がレジスタントスターチになるので吸収され
ないで血糖値も上がらない
・これで約50%はカロリーをカットできるので健康的に食べられる
・味噌汁を一緒に食べると血糖の上昇を抑えられるので より効果的
・単独で温かいごはんだけを食べるのが一番血糖が上がり易い
食事と運動のバランス
・運動をすると血糖値が下がる。これは血液中のグルコースが筋肉
に取り込まれるからで、定期的に食後にウオーキング等の運動を
する習慣を身に付ける
・高齢期の人にはスクワットをすすめているが、齢を取ると筋肉量
が少なくなるので自分の体重を支えられなくなる。その結果歩行
が難しくなり段差を越えられなくて転倒し骨折する
・骨折は介護の入口だから、転倒予防のためにも筋力を付けること
が必要
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