素歩人徒然 節分の日の出来事 ログファイル 鬼は外 福は内
素歩人徒然
(204)

節分の日の出来事


── 毎年、節分の日に起こること

▼節分の日の出来事
 2/3日、今年も節分の豆まきをした。
 この日の前後には、私のホームページの“とあるページ”に多数の読者が訪れる日でもある。これは毎年のことだから次第に慣れてしまって、節分の豆まきはしていてもその日に起こる出来事の方は忘れてしまうこともある。特に今年は歓迎したくない出来事がいろいろとあり、それにかまけて居る間に気が付いたら節分が過ぎた後になっていた。

 翌日の朝、私はコンピュータの前に座って毎朝の仕事であるメールチェックを始めようとしていた。しかしその前にホームページ上のアクセス情報の一覧を更新しておこうと考え直したのである。最近そのためのソフトウェアを作り直したばかりだったから、メールよりも先に前日のアクセス情報の方を確認してみたくなっていたのである。

 先ず、前日のログファイルの記録をアプリを使ってダウンロードする。その後は自動的にログを解析してホームページのアクセス情報一覧が作成されるようになっている。作成すると言っても、ある種のプログラムを動作させれば一瞬のうちに作り出せるので、それを直ちにホームページ上にアップして公開すればよい。ログファイルをダウンロードしたアプリが、まだ閉じられていない状態のままなので、できあがったばかりの一覧表を時を置かずに即座にアップすることもできる。そのように設計したのである。

 しかしここは、一応 内容を確認してからアップすることにしよう。
 一覧表をざっと見て問題は無さそうである。しかし一か所だけ私の注意を引き付けた部分があった(以下の図参照)。


( カウンター値一覧の一部 )

 【続・素朴な疑問】(22)「鬼と福はどちらが先なのだろう?」という欄のカウント数が、毎年この日だけは跳ね上がる日だったのである。ざっと見て、今年は60回以上読まれている計算になる。節分で豆まきをするとき「鬼は外‥‥」と「福は内‥‥」をどの順に叫べばよいのか分からない人たちがインターネット上で確認しようとしているのである。

 「60回程度では騒ぐことはない! 」と思っている人は多かろうが、私のホームページでは画期的なことなのだ。普段は全体で10人から20人程度の人しか訪れない辺鄙な(?)場所にあるホームページなんです。個々のページで見ると1人か2人しか読者は来ない。その他は訪問者なしが普通なのです。

 したがって、この特異日に起こっていることを知っている人は少ないと思う。私が作ったカウンター値の一覧を見ても気が付かないだろうと思う。最初の“3758”が2/3日の値、次の“3696”が前日の値である。差を表示しない限り気が付かないのが普通である。

 実は、私はこの二つの数値の差を表示することを以前から考えていた。しかしそれは単に自己満足のためであることが分かっていたから実現させる積りはなかった。ホームページの移動とカウンター管理プログラムの開発だけで手一杯だったこともある。しかしカウンター管理プログラムでは処理の途中でデバッグ情報を出力する機能が用意されていた。私は何気なく、それを取り出して対応する部分の情報を詳細に調べてみようと思い立った(以下に示す赤字部分は説明のため書き加えたものです)。

ログ・アナライザーが出力したデバッグ情報の例
(*)【5】
(*)$n = 62 (参照回数)
(*)$DTname = cg22.dat (データ名)
(*)$STvalue = 3676 (スタート値)
(*)$Url = http://home.s05.itscom.net/knuhs/gimon22.htm (参照場所)
(*)$DTtime = 2022/02/03:05:57:58 +0900 (以下、参照日時)
(*)$DTtime = 2022/02/03:07:16:06 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:07:43:44 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:09:09:19 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:09:49:10 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:10:12:32 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:10:12:50 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:11:31:25 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:11:54:36 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:12:05:06 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:12:28:27 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:13:14:34 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:13:15:50 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:13:36:01 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:13:40:50 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:13:43:32 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:13:48:57 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:13:59:35 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:14:39:28 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:15:06:06 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:15:37:20 +0900 (62名の方々が参照している)
(*)$DTtime = 2022/02/03:16:12:40 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:16:33:00 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:17:02:10 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:17:09:40 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:17:31:54 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:17:34:54 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:17:44:21 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:17:45:09 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:17:50:57 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:19:40 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:23:35 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:26:25 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:28:25 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:29:33 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:33:55 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:35:42 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:42:10 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:18:53:23 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:19:14:58 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:19:22:42 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:19:25:04 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:19:32:48 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:19:35:09 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:19:36:22 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:19:45:27 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:19:47:12 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:20:01:10 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:20:27:14 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:20:30:30 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:20:30:38 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:20:38:28 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:21:03:40 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:21:11:27 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:21:26:15 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:21:41:45 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:21:43:49 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:21:54:00 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:22:26:23 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:22:40:52 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:22:54:48 +0900
(*)$DTtime = 2022/02/03:23:34:54 +0900
(*)カウンター値 = 3696$2022/02/02:20:37:42 +0900 (前回の値)
(*)加算後の値 = 3758$2022/02/03:23:34:54 +0900 (今回の値)

(*)【6】
(*)$n = 1
(*)$DTname = ct31.dat
(*)$STvalue = 2562
(*)$Url = http://home.s05.itscom.net/knuhs/sture31.htm
(*)$DTtime = 2022/02/03:00:03:46 +0900
(*)カウンター値 = 2575$2022/02/02:03:57:13 +0900
(*)加算後の値 = 2576$2022/02/03:00:03:46 +0900

 ログファイルの解析を行うプログラムでは、この参照部分を見つけると hash領域に記録します。そういう参照記録が62個も現れる訳ですが、それを一つにまとめたものが hash領域に作られます。それを目に見える形にしたのがこの出力部分です。62個の参照が行われた日時もそのまま残されています。この情報から新しいカウンター値が求められる訳です。

 この一覧表を見ながら考えました。これは矢張り差分を求めて一覧表に表示しておくべきだったと。そこで早速手直しをすることにしました。2/5日の一覧表の一部を以下に示します。


( 新しいカウンター値一覧の一部 )

 残念ながら“+62”という表示は見ることができませんでしたが、来年の2/3日には見られると思います。楽しみにして待つことにしよう。