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井上寛子


プロフィール




1918(大正7年) 東京に生れる。

1935(昭和10年) 島野重之(日展)に師事。

1936(昭和11年) 女子聖学院卒業。

1938(昭和13年) 小寺健吉(日展)に師事。

「印象派の絵の中に認識と詩と自由と調和を見出す。色彩の自由な

調和に魅せられ、将来に莫大な時間がかかることも自覚する」

1941(昭和16年) 文部省美術展(日展)入選。

1942(昭和17年) 中野秀人の詩のグループに入会。

1943(昭和18年)高村光太郎に絵の批評を乞う。日本の藍の色を研究するようにと励まされる。

4月に彫刻家の井上信道と結婚。横浜に住む。

ケーテ・コルビッツを学ぶ。

1944(昭和19年) 4月、信道に召集令状が来るが、右脚母指重度壊疽のため京都にて入院後帰宅。

1945(昭和20年) 5月、横浜空襲。信道は右半身に火傷を負う。断水のため、坂を200m下った井戸にもらい水。

7月2日、鉱山のトラックに乗って伊豆の湯ヶ島に疎開。翌3日、静子を出産。9月に帰横。水圧不足による断水続く。

1946(昭和21年) 9月、米国横浜副領事のD・W・Overton氏と平賀牧師の訪問を受ける。信道は十字架制作を依頼される。

1947(昭和22年) 山手聖公会復活祭のための十字架完成。

1953(昭和28年) この年より一時期、療養のために創作活動を中断する。

1970(昭和45年) 横浜有隣堂にて個展。

1973(昭和48年) 横浜美術協会会員。

1979(昭和54年) 銀座の銀屋画廊にて娘の静子と二人展。

1990(平成2年) 銀座ポアンにて個展。

横浜野沢屋にて個展

朱葉会展に出品再開。

1994(平成6年) 東急百貨店日本橋店にて個展

1996(平成8年) 三越横浜店画廊にて個展

1999(平成11年) 三越横浜店画廊にて彫刻家の夫・信道との二人展。

2000(平成12年) 朱葉会会員

2013(平成25年) 第69回ハマ展で朝日新聞社賞受賞。

2015(平成27年)第9回横浜山手芸術祭参加 山手234番館

井上寛子油絵展―色彩を求めて97年

2018(平成30年) 第12回横浜山手芸術祭参加 山手234番館 100歳井上寛子油絵展

毎年、朱葉会(東京都美術館)及びハマ展(横浜市民ギャラリー)に出品



「井上寛子 97歳 誕生日の一日」を下記PDFファイルをクリックして一読下さい:

One_Day_at_Age_97.pdf



井上寛子展


満103歳の挑戦


掃除 洗濯 焼き菓子作りなどの日々の家事を

こなしながらキャンパスに向かい続ける103歳の

自立した画家井上寛子さんの個展です。

1936年から絵を描き、挑戦し続け、精神性の

高い透明な作品をご高覧下さい。


人生100年時代に相応しい企画をお届けいたします。




 


2021年4月3日(土)〜18日(日)

 11:00〜18:00

GALLERY ACCA

ギャラリー アッカ


尚、新型コロナ感染防止の為に入場制限をする場合もあります。

来場時はマスクの着用をお願い致します。


GALLERY ACCAは本展覧会をもって閉廊とさせて頂きます。

10年間のご利用有り難うございました。