10進/2進・度量衡の接頭語

  「新・接頭語の覚え方」を 
  素歩人徒然(213)に掲示しました(2022-11-14)

 度量衡の接頭語(接頭辞とも言う)は、国際的に定められているが、その歴史を見ると最近の科学技術の進歩の速さを実感することができる(『ソフトウェアと“K”』参照)。
 しかし、2進の接頭語表現(2005年IEC承認)はまだほとんど普及していないように思われる。電気製品のカタログ等でも見かけたことがない。

表1:10進接頭語の一覧
接頭語 読み つづり 位取り
Y yotta 1024
Z zetta 1021
E エクサ exa 1018
P peta 1015
T tera 1012
G giga 109
M mega 106
kilo 103
h ヘクト hecto 102
da デカ deca 101
d デシ deci 10-1
c センチ centi 10-2
m ミリ milli 10-3
μ マイクロ micro 10-6
n ナノ nano 10-9
p ピコ pico 10-12
f フェムト femto 10-15
a アト atto 10-18
z ゼプト zepto 10-21
y ヨクト yocto 10-24
接頭語 読み つづり 位取り
 
表2:2進接頭語の一覧
接頭語 読み つづり 位取り
Yi yobi 280
Zi zebi 270
Ei エクス exbi 260
Pi pebi 250
Ti tebi 240
Gi gibi 230
Mi mebi 220
Ki kibi 210

覚え方

ヨタ(Y)ってもゼタ(Z)いやめないエクサ(E)サイズ。ペタ(P)ンこ鼻がテラ(T)テラ光るギガ(G)んメガ(M)ネの大門じいさん。

キロ(k)キロとヘクト(h)デカ(da)けたメートルがデシ(d)に追われてセンチ(c)ミリ(m)ミリ。

マイクロ(μ)ナノ(n)にピコ(p)ピコ鳴ってエッフェムト(f)うへアト(a)ムは飛ぶぞゼプト(z)気流つヨクト(y)も。